浦和学院・宮城誇南、完封に母「大きくなった」 名の由来は「コナン君みたいに賢くかっこよく」

[ 2022年3月19日 13:31 ]

第94回選抜高校野球大会第1日第1試合 1回戦   浦和学院4ー0大分舞鶴 ( 2022年3月19日    甲子園 )

<浦和学院・大分舞鶴>開幕試合で完封勝利を挙げた浦和学院・宮城(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場で開幕。第1試合では強豪・浦和学院(埼玉)が21世紀枠で初出場した大分舞鶴を4―0で下した。

4回には捕手・高山が大会1号となる中越え2ランなど3連打で3点を奪うと、5回にも1点を加えた。エース左腕・宮城が2安打13奪三振完封の好投。チームは7年ぶりのセンバツ白星を挙げた。

 宮城誇南。名は“コナン”と読む。母・千晶さんが漫画「名探偵コナン」が好きだったことと、出身の沖縄に生まれたことを誇りに思ってほしいとの願いが込めれて命名された。自らの名を本人は「すぐに覚えてもらえてうれしい」と語る。

 一塁側のアルプス席で快投を見守った母・千晶さんは「昨日の夜にLINE(ライン)した時に“調子は良くなってきている”と言っていました。安心してみることができました。昨年の夏に甲子園に出たときよりも堂々としている。3年生になって、責任を持って大きくなりました」と喜んだ。

 漫画「名探偵コナン」を愛読していたという千晶さん。「コナン君みたいに“賢くかっこよく”育ってほしいと願って名前をつけました。少しでも近づけていればありがたいです」と息子の成長を喜んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月19日のニュース