阪神 新守護神候補のケラー 来日後最速152キロ&新球「スラッター」も披露

[ 2022年3月19日 05:30 ]

オープン戦   阪神3-2オリックス ( 2022年3月18日    京セラD )

<オ・神>8回、登板するケラー(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の新守護神候補のケラーが、2度目の登板で期待通りの前進を見せた。8回に登板し、1安打無失点。来日後最速の152キロをマークし、新球の「スラッター」で紅林を遊飛に仕留めるなど、前回登板より格段に投球内容を良化させた。

 「前回と比べてもいいと思いましたし、真っすぐのコントロールもしっかりできて、スライダー(スラッター)も今回投げられましたし、どの球種も悪くはなかった」

 先頭の強打者・吉田正は得意のカーブで遊ゴロ。続く代打・中川圭も鋭く曲がるウイニングショットで空振り三振に仕留めた。伏見には右前打されたが、走者を出してからの落ち着きも十分。矢野監督からも「投げる度に良くなって来ているという感じはある。ひと安心というかね」と称賛された。

 開幕まで1週間となり「ここが開幕の球場というのは忘れていましたけど、1週間後にここで、と思ったら楽しみ。早くしびれる試合をしたい」と目を輝かせた。岩崎とともに勝利を締めくくる役割を果たしてくれるはずだ。 (山添 晴治)

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2022年3月19日のニュース