巨人・原監督「けちくさいこと言うより、言わない方がいいでしょう」 終始笑顔も開幕オーダー明言避ける

[ 2022年3月19日 18:10 ]

オープン戦   巨人2―7ロッテ ( 2022年3月19日    東京D )

<巨・ロ>試合に敗れ、険しい表情の原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は2―7でロッテに敗れ、オープン戦初の3連勝を逃した。

 打線は0―6で迎えた8回に松原の中前2点適時打で零敗を免れたが、原辰徳監督(63)は前夜の1軍復帰戦から2日がかりの2打席連続安打で開幕1番を猛アピールした松原について聞かれると「いいところでね、打てているというのは非常にいいことですよね。勝負強さをね、多少ね。多少って言っちゃいけないか」と笑みをこぼした。

 長年の懸案事項である1番打者をなかなか固定できない巨人打線だが、この日は松原だけでなく同じく1番候補の吉川も8回1死一塁でチャンスを広げる右前打を放つなど結果を残した。1番打者をどうするのかと問われると「きょう(吉川)尚輝がいいところでまた、ね。いいところで打ったし。そうですね、まあ、うーん、そうですねえ、そこも…まだ決定はしていないね。いつも歯切れの悪い答えで悪いんだけどさ。そういうシーズンでいくっていうふうにこっちは決めているんだから」と原監督。

 1番打者を含めて誰を起用するのか。決めるまでオープン戦は残り2試合となったが「まあ、でも、ペナントレースに入ってもね、そこは決められれば一番いいよね。勝ち取ってくれれば一番いいよね。決めることはできても、それをどういうふうに、なんていうかこう、進めていくかというのは、その人がね、重要なことですから」とし、野手の開幕オーダーで、はまっているのはどこかと聞かれると「まあ、それは…。あえて言わなくてもいいんじゃないの?なあ?うん。まあ、まあ、いいんじゃないの?けちくさいこと言うより、言わない方がいいでしょう」と終始笑顔で明言は避けた。

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2022年3月19日のニュース