倉敷工・高山 171球も実らず、延長10回に力尽きる「熱くなりすぎるところが反省点」

[ 2022年3月19日 16:16 ]

第94回選抜高校野球大会1回戦   倉敷工2ー8和歌山東 ( 2022年3月19日    甲子園 )

<倉敷工・和歌山東> 力投する倉敷工・高山(撮影・大森 寛明)
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 13年ぶりに出場した倉敷工のエース高山侑大の力投も実らなかった。「ここまで投げたのは初めて」という171球も、初戦突破にはつながらなかった。

 「中盤までは自分も持ち味を出せたけど、自分のミスから気持ちを切り替えることができなかった。熱くなりすぎるところが反省点。もっと冷静になって、粘っていかないといけないのに」

 悔やんだのは延長10回での走塁判断。1死一、二塁からの難波の右飛に対して、一塁走者だった高山は「アウトカウントを間違えてしまいました」とタッチアップもせずに飛びだし、チャンスをつぶした。直後の11回の投球では、9番からの3連打から一気に崩れた。「テンポを変えたりすることができないまま投げてしまった。疲れではないです」と唇を噛んでいた。

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2022年3月19日のニュース