巨人・岡本和が朗希“粉砕”満塁弾！会心の逆転5号、159キロ剛速球をバックスクリーンに

オープン戦   巨人7－5ロッテ （ 2022年3月18日    東京D ）

＜巨・ロ＞5回2死、逆転満塁弾を放つ岡本和（撮影・森沢　裕）
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　令和の怪物が投じた剛速球を力ではじき返した。1―4の5回2死満塁。巨人の不動の4番・岡本和が逆転の5号満塁弾。ロッテ・佐々木朗の159キロ直球をバックスクリーンの右まで運び「しっかり捉えることができて良かった」と手応えを語った。

　2年連続打撃2冠の貫禄を見せた。佐々木朗から放った2安打はともに外角低めの際どいコース。4回は147キロフォークを中前打とし、5回は最大の武器の直球を粉砕。さすがの対応力を見せた。

　これぞ主砲の存在感だ。上半身の違和感から復帰し、3試合ぶりの出場でオープン戦自己最多本塁打を更新。3番・ポランコが13球を投げさせて四球を奪ってつないだ好機に「ポランコが粘ってつないでくれたチャンスだったので、なんとか還したいと思って打席に立った」と語った。

　会心の逆転勝利に貢献した岡本和は「体は問題ない。まだまだ状態を上げて開幕を迎えられるように」と言葉に力を込める。頼もしさは増すばかりだ。（小野寺　大）