ソフトBドラ4 愛鳥家の野村勇がオープン戦2号

[ 2022年3月19日 14:30 ]

ソフトバンク・野村勇
Photo By スポニチ

 愛鳥家のイサミちゃんの打球が、また羽ばたいた。ソフトバンクのドラフト4位新人・野村勇内野手(25=NTT西日本)が、19日の広島戦に「2番・二塁」で出場。空振り三振後の0―2の4回先頭の2打席目に先発・森下の初球カットボールを強振。ライナーで左翼スタンドに届く、ソロ本塁打となった。

 13日のヤクルト戦以来となるオープン戦2号は、本拠地ドームでのプロ初本塁打となった。兵庫県の実家ではシロブンチョウの「ちゅんちゅん」を飼育中。携帯電話の写真フォルダー内には愛鳥の写真が数点収められている。松田宣浩から名付けられた新愛称は「イサミちゃん」。筑後ファーム施設では鳥の形をした指輪をはめたファンから「頑張ってね」と声をかけられるなど、鳥にも優しい男として人気も上昇中。捕手以外の内野の全ポジションを守れて、50メートルを5秒8で走る。1メートル75と大柄ではないが打撃でのパンチ力も何よりの魅力だ。

 ツバメ(ヤクルトスワローズ)、ワシ(楽天イーグルス)、鷹(ソフトバンクホークス)の鳥類球団に即戦力のドラフト候補として求愛されて、ソフトバンクに入団した。1年目の開幕前から超アピールを続けている。

続きを表示

2022年3月19日のニュース