前橋育英3年ぶり初戦突破ならず 荒井監督 1失点力投のエース外丸に「持ち味を出して投げ切ってくれた」

[ 2021年8月19日 18:03 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   前橋育英0-1京都国際 ( 2021年8月19日    甲子園 )

<京都国際・前橋育英>前橋育英先発の外丸(撮影・北條 貴史)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第6日は19日、甲子園球場で1回戦と2回戦が行われ、第1試合は降雨ノーゲーム、第2試合は雨天中止となったが、第3試合では5大会連続出場の前橋育英(群馬)は今春選抜に続いて夏初出場となった京都国際(京都)に0-1で敗れ、3年ぶりの初戦突破はならなかった。

 前橋育英は初回に1死満塁、7回無死二塁などの好機にあと1打が出ず。エース右腕・外丸は4安打1失点、102球完投の好投を見せたが、一発に泣いた。荒井直樹監督は「森下投手のボールに最後まで対応することができなかった。もともと早いカウントから打っていこうという指示は出していたんだけれども、あの低めのスライダー、ボールの見極めが非常に難しかった。ボールも非常に切れていた」と振り返った。

 7回については「相手のミスから無死二塁のチャンスをもらったけれども、外丸の打撃を信頼して強行でいったが、結果的にあの回の無得点が試合の勝敗に響いてしまった」と悔いた。外丸の投球については「本来の持ち味を出して、1失点で投げ切ってくれた。春から夏に向けて、このチームの成長は非常に素晴らしいものを感じていた。甲子園でもいけるところまでいければと思っていたけれども、私の指導力不足でした」と淡々と話した。

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