記録ラッシュの大谷翔平 投打で“記録的”な大活躍を継続中

[ 2021年8月19日 12:19 ]

タイガース戦で今季40号本塁打を放ったエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平(27)はタイガース戦で右越えに40号本塁打。同チームの左打者によるシーズン最多本塁打は通算563本塁打のレジー・ジャクソンが在籍した1982年(出場153試合)の39本(同年のア・リーグ最多タイ)だったが、大谷は116試合目でその記録を更新した。

 チームのシーズン最多本塁打記録は2000年に右打者のトロイ・グラウスがマークした47本。40本は歴代5位タイで、指名代打としての最多本塁打数(1996年にチリ・デービスが記録した28本)はすでに更新している。

 大谷は今季18試合目の先発で8勝目(1敗)。15試合以上登板した選手のそのシーズンでの最多本塁打は、1929年のベーブ・ルース(ヤンキース)の29本だったこれもすでに更新済み。ルースはこの年、投手として17試合に登板(先発は15試合)して9勝5敗だったが、大谷はそのときのルースの勝利数にもあと「1」と迫っている。ルースは35歳だった1930年に1試合だけ登板(先発して3回を投げて3失点)し、打者としては49本塁打。大谷はこの記録にも近づいている。

 大谷はここまで通算100回を投げて奪った三振数は120。大谷の投球イニング数以下で、これを超えているのはメッツのジェイコブ・デグロム(33=92回で146)、インディアンズのシェーン・ビーバー(26=90回2/3で130)、レイズのタイラー・グラスナウ(27=88回で123)の3人だけとなっている。

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