中日・田島 816日ぶりホールド、トミー・ジョン手術経て国内FA権“取得”の日に復活

[ 2021年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3-0広島 ( 2021年8月18日    バンテリンD )

<中・広>決勝ホームランを放った堂上(左)とピンチを抑えた田島は、お立ち台でグータッチする(撮影・椎名 航)
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 中日・田島が大ピンチを救い2試合連続零封勝利に貢献した。2点リードの6回2死満塁で鈴木誠を迎えた場面で松葉を救援。4球目の内角低めの直球で三ゴロに仕留めて仕事を果たし19年5月25日ヤクルト戦以来、816日ぶりのホールドを記録した。

 「考え過ぎずに、いかに自分の力を出すかが大事と思い、集中してミットめがけて投げた。一番いい形で抑えて帰ってこられた」

 16年に当時のプロ野球記録となる開幕から31試合連続無失点をマークし17年には34セーブ。絶対的な守護神として期待されたが、その後は不調が続き昨年4月に右肘内側側副じん帯再建(通称トミー・ジョン)手術。国内フリーエージェント(FA)権を取得した日に、術後初となる本拠地マウンドで復活した姿を見せ「リハビリを経てたくさんの方に支えてもらい、ここまで復帰することができた」と周囲に感謝した。

 ▼中日・堂上(2回に決勝の4号先制2ラン)自分のスイングをするように心がけた結果。自分でもびっくりするぐらいうまく打てた。

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2021年8月19日のニュース