広島 貧打深刻30イニング0行進 誠也の1安打だけでは佐々岡監督打つ手なし「辛抱してやるだけ」

[ 2021年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   広島0-3中日 ( 2021年8月18日    バンテリンD )

<中・広>5回1死三塁、広島・長野の一ゴロで本塁を狙いタッチアウトとなり、がっくりの鈴木誠(撮影・椎名 航)
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 貧打が深刻だ。広島は18日の中日戦(バンテリンドーム)で今季2度目の3試合連続零封負けを喫し、連続無得点イニングは30に伸びた。5回の先頭・鈴木誠が放った中前打が唯一の安打という体たらくで、19年4月12日のDeNA戦以来となる屈辱の1安打零敗。6回3失点の玉村に4敗目が付き、チームは4連敗となった。

 2点を追う5回1死三塁の好機。長野の一ゴロで本塁憤死した三走・鈴木誠は、イニングの先頭で放った中前打が雰囲気を変える起点にならず、右手でグラウンドを叩いて悔しがった。チームの安打は後にも先にもこの1本。佐々岡監督の口調はさすがに重い。 

 「1本では…ね。阪神戦から昨日、今日とうまく打てていない。1本では勝てない」

 付け入るスキは続く6回にもあった。中日の先発・松葉が2死から突然乱れ、3四死球で得た満塁の絶好機。4番・鈴木誠は、しかし、代わった田島の内角球に三ゴロに終わった。主砲は、1点取れば空気が変わる…と知る。何とかしたいという思いは空転した。

 後半戦の初戦となる13日の阪神戦では打線がつながり、10安打で効率よく9得点。敗れはしたものの、2戦目も3点を取った。ところが、天敵・秋山に封じられた3戦目から攻撃陣は一変。この日を含め、連続無得点イニングは30に伸びた。

 好調だった若ゴイに陰りが見える。後半戦5試合で小園、林が19打数2安打の打率・105。坂倉も18打数2安打、同・111と精彩を欠く。不調の左打者に多い引っ掛け気味の内野ゴロが目立つのが気掛かりだ。朝山打撃コーチは言う。

 「今は苦しい時だと思うけど、言っても数字は残っている。当てにいく打撃が一番良くない。未来がある選手たちだから、小さくまとまらないよう、どっしりと自分のスイングをさせたいと思う」

 4月11日の巨人戦から15日の阪神戦以来となる、今季2度目の3試合連続零封負け。1安打零敗は、19年4月12日のDeNA戦以来2年ぶりの屈辱だ。19日の予告先発は大瀬良。下位でも、中5日で大黒柱を立てる意味は小さくない。

 「1点が雰囲気を変える?当然、みんなそう思って一生懸命やっている。一戦一戦、辛抱してやるだけ」

 ナインの思いを代弁する指揮官。援護なしはもう御免。勝って本拠地に帰りたい。(江尾 卓也)

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