侍ジャパン守護神の広島・栗林 後半戦初登板で今季19セーブ目 決め球フォークで木下拓、福留を連続三振

[ 2021年8月19日 21:18 ]

セ・リーグ   広島3―1中日 ( 2021年8月19日    バンテリンD )

<中・広>最後を締めマウンドでナインとグータッチする栗林(中央)(撮影・椎名 航)
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 広島のルーキー守護神、栗林良吏投手(25)が中日戦(バンテリンD)で後半戦初登板。1回1安打無失点でリーグ2位の今季19セーブ目をマークした。

 東京五輪では1次リーグ初戦から決勝戦までの全5試合に登板し、2勝3セーブと大活躍。予定通りの昨年開催ならアマチュア選手で出場が叶わなかった大舞台で、正式競技となってからは初となる侍ジャパンの金メダル獲得に大きく貢献した。

 チームに戻ってからの後半戦は初戦が6点差勝ちで登板機会がなく、そこからチームは4連敗が続いた。この日は中5日で先発登板したエースの大瀬良が7回を5安打零封。打線も5回に野間の左前適時打でチームとして35イニングぶりの得点を刻んで先制すると、7回にも野間の左中間への適時三塁打と長野の左前適時打で2点を追加。8回には2番手のコルニエルが1点を失い、3―1と2点差にされたが、栗林は9回、先頭の堂上にカーブを右前打されるも続く木下拓と代打・福留をともに得意のフォークで空振り三振。最後は後半戦5試合で打率・043(23打数1安打)と不振が続き、後半戦初めてスタメン落ちとなった高橋周が代打で出て来たが、フォークで二ゴロに仕留めた。

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2021年8月19日のニュース