ロッテ・小島 梅干しパワー6勝 マリン1000勝に王手

[ 2021年8月19日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ5ー3西武 ( 2021年8月18日    ZOZOマリン )

<ロ・西>マリンスタジアム1000勝まであと1。6回2失点で6勝目の小島(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・小島は、「今日も食べました」と打ち明けた。6回5安打2失点。4四死球を与えながらも、昨季の自己最多7勝に「あと1」と迫る6勝目を手にした左腕は試合前も、試合中も和歌山県産の梅干しを口にした。

 夏バテ対策なのか。「これって言っていいのかな…。(もらったものを)親が食べなさいと送ってくれた」と笑う。5月下旬から7月上旬には4連勝。梅干しの効果があったと信じている。「試合中も頻繁に食べています。何がいいのか分からないけど…」。験担ぎにもなっている。

 半信半疑の中で、ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム王者の井上尚弥が同じような梅干しを食べていると知ると、パワーが湧いた気分になった。「塩分がちょっと低くてハチミツも入っていて、そんなに酸っぱくない。(6月に)井上尚弥さんがラスベガスで(世界戦を)やった時、梅干しを持っていったらしいと、母親に教えたら“でしょ!”と言われました」。今や、手放せないアイテムとなった。

 3年目左腕の勝利で、チームは92年本拠地移転以来、ZOZOマリンで通算999勝。連敗を2で止めた井口監督も「明日はここで1000勝がある。その先は(福岡へ)遠征に出てしまうので、しっかりと勝ちたい」と節目までの「あと1」を強く意識していた。(横市 勇)

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2021年8月19日のニュース