日本ハム・河野 4カ月ぶり先発も4回2/3を3失点2敗目「早い回で降板する結果になり悔しい」

[ 2021年8月19日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2-5オリックス ( 2021年8月18日    ほっと神戸 )

<オ・日>5回、勝ち越しだを浴びた河野は申し訳なさそうにベンチをみつめる(撮影・井垣 忠夫)
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 日本ハム・河野の4月8日ソフトバンク戦以来の先発は、4回2/3を3失点に終わった。2―2の5回2死一、二塁から安達に左越え適時二塁打を浴び、続くT―岡田に死球を与え97球で降板。今季2敗目に「ピンチで粘り切ることができず、早い回で降板する結果になり悔しい」とうなだれた。

 それでも栗山監督は左腕を評価した。「初回(の2失点)もうまく守ってあげれば。決して悪くはなかった。もう少し援護点を取ってあげられれば」。安達を迎えた場面での交代の是非を問われると「あれで代えるんだったら先発させない。120球超えているなら別だけど…。ちょうど100球でしんどいのは分かっているけど、それでどう抑えるか我々は見ている」と付け加えた。

 5月から中継ぎに配置転換され、7月までの3カ月間は防御率0・38と奮闘したからこそ、先発再転向を言い渡された。後半戦は1分けを挟み3連敗で、借金は今季ワーストタイの15。だが左腕がこの日の悔しさを取り戻すチャンスはまた巡ってくるはずだ。

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2021年8月19日のニュース