高松商 記録ずくめの25年ぶり夏勝利! 強豪・作新学院撃破で春夏通算60勝目、4元号勝利も達成

[ 2021年8月19日 19:47 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   高松商10―7作新学院 ( 2021年8月19日    甲子園 )

<高松商・作新学院>3回1死一、三塁、高松商・浅野は左前に先制適時打を放ってガッツポーズ(撮影・北條 貴史)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第6日は19日、甲子園球場で1回戦と2回戦が行われ(第1試合は降雨ノーゲーム、第2試合は雨天中止)第4試合は2大会連続21度目の出場となった高松商(香川)が、10大会連続出場の強豪・作新学院(栃木)を破り、3回戦に進出した。高松商は1996年以来、25年ぶりの夏勝利で春夏通算60勝目。さらに松商学園に続き、4元号での勝利を記録した。

 打線が先手を奪った。初回、2回と先制機を逃したが、3回1死一、三塁で2年生ながら高校通算34本塁打を誇る浅野が三遊間を破る適時打で先制。さらに続く安藤の左前適時打などで、この回3点を奪った。2点差に迫られた5回にも、藤井の適時打などで3点を追加した。

 先発は背番号13で左腕の徳田。3回まで毎回走者を背負うが、2併殺で切り抜けるなど、粘りの投球を見せ、6回途中まで3失点で切り抜けた。6回、1死から登板した2番手・渡辺和は8回に同点に追いつかれたが、ここで打線が奮起。8回に2死満塁の勝ち越し機をつくり、藤井が中堅越えとなる走者一掃の3点三塁打で勝負あり。4番が勝負を決めた。

 香川大会では5試合中、3試合で逆転勝ち。特に準決勝、決勝ともに4点差を逆転するなど粘り強い野球がモットーで、甲子園でも持ち味を発揮した。

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