「初心」取り戻した猛打賞 阪神大敗の中、佐藤輝は手応え「何とか食らいついて安打が出ている」

[ 2021年8月13日 22:12 ]

セ・リーグ   阪神3ー9広島 ( 2021年8月13日    京セラD )

<神・広(11)>9回無死一、二塁、阪神・佐藤輝は猛打賞となる左翼線2点適時二塁打を放ち、二塁上でベンチに向かって頭を下げる(撮影・椎名 航)
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 阪神・佐藤輝は大敗の中、2点二塁打含む今季6度目の猛打賞と意地を見せた。

 「自分の打撃としては良い感じで安打が出た。しっかりなんとか食らいついて安打が出ているんで、そこは良かったかなと思う」

 1点を返した直後の5回無死で中堅フェンス直撃の二塁打を放つと、7回1死で中前打。9回は無死一、二塁の好機で左翼線へ2点二塁打と躍動した。

 矢野監督も「追い込まれてもああやって、ボール球見逃すとか、コンパクトに振ってヒットにしていくとか、それが結果、もうちょっと甘くなればホームランにもなる。コンパクトに振ってもホームランになると思うし、そういうところがここからの課題だし、伸びしろだと思う。今日は追い込まれてからいい結果が出ていた」と評価した。

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2021年8月13日のニュース