日本ハム 三塁すら踏めず今季最少1安打零敗 栗山監督「“全くつけいる隙がなかった”じゃ駄目」

[ 2021年8月13日 21:21 ]

パ・リーグ   日本ハム0ー3ソフトバンク ( 2021年8月13日    ペイペイD )

<ソ・日15>1安打の打線に頭をかく栗山監督(撮影・中村 達也)
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 日本ハムが後半戦初戦となったソフトバンク戦で見せ場なく完敗した。三塁すら踏めず、得点圏に走者を置いたのもわずか1度。今季8度目の零敗で黒星スタートとなった栗山監督は「普段はあまり相手のことは言わないけど、今日の(石川の)ボールは本当に良かった。どこかに突破口があると思って、何とかしようとした。だけど、“全くつけいる隙がなかった”じゃ駄目。それでも何とかしなきゃいけない」と悔しさをにじませた。

 先発・加藤が初回に柳田に先制2ランを許すと、3回にも松田にソロ本塁打を被弾と序盤から劣勢となった。

 打線は4回に1死から西川がチーム初安打とする中前打。3番・高浜も四球でつないで一、二塁の好機を演出したが、侍ジャパンから合流した近藤が二ゴロ併殺打に倒れて無得点に終わった。

 その後も切れのある球を投げ込む石川の前に手も足も出ずに打線は沈黙。3投手のリレーの前に計14三振で今季最少1安打。わずか2時間37分で試合を終えた。

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2021年8月13日のニュース