阪神・スアレス&マルテに早期戦列復帰プラン 京セラD試合前のシート打撃に、ガンケルらと参加も

[ 2021年8月13日 05:30 ]

キャッチボールをするスアレス(撮影・坂田 高浩)
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 実戦不足解消へ、時間と場所を有効活用する。阪神は、13日の広島戦の試合前にシート打撃を実施する方向となった。

 前日11日から2日連続でウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)が中止。先発ローテーション要員の伊藤将、一時帰国していたガンケルの調整登板が飛ぶ形となってしまった。13日にも同オリックス戦(ほっと神戸)が予定されているが、こちらも雨予報。そこで矢野監督は「天気が厳しいな、というところで、試合前に(シートを)やろうかと」と急きょ、実戦の場を用意する案を明かした。

 伊藤将、ガンケルに加え、一時帰国から調整途上のスアレス、マルテも参加する可能性がある。指揮官は「スアちゃん、マルちゃんは(前半戦)チームを引っ張ってくれた。大きな原動力。早く戻ってこられるような状態にして欲しい」と早期昇格に期待を寄せる。

 スアレスはこの日、鳴尾浜球場で2日連続のブルペン入り。状態は上向いており、「打者と対戦しながら徐々に調整していきたい。しっかりシーズンを終えられるような準備をしていかないといけない」と万全を期した。

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2021年8月13日のニュース