【大谷と一問一答】6回2失点で7勝目は「悪いなりに」 ゲレロとの初対決は「すごい楽しかった」

[ 2021年8月13日 15:30 ]

6回のゲレロとの対戦。5球目、高めに外れる直球を投げ込んだ後にバランスを崩した大谷(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)がアナハイムでのブルージェイズ戦に「1番・投手」で先発出場し、6回を3安打2失点、6三振3四球で自身6連勝とし、7勝目を挙げた。試合は6―3。打撃は3打数1安打、1四球1三振。以下、試合後の主な一問一答。

 ――先月から素晴らしい投球が続いている。何が変わったか。
 「全体的にコマンド(制球)はいいかなと思います。今日は四球を出しましたけど、全体的に、そこが抑えられているのがいいかなと思います」

 ――日本時代を含めて、ここ1カ月は一番調子いいと感触はあるか。
 「すごい調子がいいなというのはあまりないですかね。悪い時にしっかり作れているのが一番いいところかなと思うので。自分の中でのマックスにいい状態ではないかなと感じています」

 ――絶好調ではないのはフィジカル的な問題か。
 「フィジカル的には状態はいいかなと思うんですけど、まだ上がってきている状況なのかなという印象なので。もっともっと思い切りよく、体全体を使って、まだまだいけるんじゃないかなと思っています」

 ――1番打者で出場している。見え方など変わるか。
 「基本的にやることは変わらないかなと思っているんですけど、後ろにフレッチャーとかウォルシュがいることによって、ゾーン内に来たりすることが、その時よりも多くなるんじゃないかと思うので。よりアグレッシブにいけるのかなと思っています」

 ――投手としてゲレロと初対決した。
 「楽しかったですね。ブルージェイズ打線の全体的に言えることですけど、いい打者が多いですし、粘り強い打者が多いので。その中でも中軸を打っている選手はトップクラスにいい選手ばかりじゃないかと思うので。すごい楽しかったなというのが印象的かなと思います」

 ――味方打線が早い段階で点を取ってくれた。自信につながったか。
 「そうですね、ないよりもあった方が。今日も結果的に2点は取られていますけど、やっぱり点差があることによって、1点、2点はOKというシチュエーションが増えてくるので。よりアグレッシブにゾーン内で勝負できるかなと思っています」

 ――スライダーをうまく使っていた。悪いなりに抑えられているとは。
 「全体的にですかね。メカニッも含めて。今日はあまりいい動きではないと思っていたので。悪いなりにという感じかなと思います」

 ――ゲレロとの対決。周囲は本塁打王やMVP争いに注目している。意識することはあったか。
 「おそらく一番いい打者だと思うので。そういう意味ではケアもしますし、ただ、どんどんどんどんゾーンで勝負していくのが自分のスタイルなので。今日も最終的に1個、四球を出してしまったんですけど、しっかりと。いい球は多かったのかなと個人的には思っています」

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