巨人・原監督 7回途中2失点好投も3勝目逃した山口を労う「いいピッチングをしてくれました」

[ 2021年8月13日 22:24 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2021年8月13日    東京D )

<巨・中15>7回、降板する山口(撮影・島崎忠彦)
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 東京五輪開催による1カ月間の中断期間を終え、プロ野球のリーグ戦が再開。首位・阪神を2ゲーム差で追いかける2位・巨人は4位・中日相手に一度は逆転を許したものの4―2で競り勝ち、連敗を2で止めた。その後、阪神が敗れたため、ゲーム差は1に縮まっている。

 1―2で迎えた8回、先頭で代打に出た若林が中日3番手右腕・又吉の代わりバナとなった初球、真ん中直球を右翼スタンド上段に叩き込む起死回生の同点4号ソロ。さらに1死後、坂本、丸の連続四球で得点機を築くと、リーグトップ岡本和に今季81打点目となる左前適時打が出て勝ち越した。2死後には大城も右翼線へ適時二塁打を放って4点目。山口、大江、高梨、桜井とつないだ投手リレーを最後はビエイラが締めくくって勝ち切った。

 先発右腕・山口は4回まで完全投球、6回まで1安打無失点の好投を披露したが、1―0で迎えた7回、ビシエドに逆転2ランを浴びて降板。7回途中4安打2失点の内容も今季3勝目を逃したが、劇的な勝利で黒星は消滅した。

 試合後、山口について聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「先発ピッチャーとしてね、いいピッチングをしてくれました」とし、後半戦白星スタートについては「常にね、やっぱり勝利を目指してね、戦っていくっていうスタイルはこれから最も重要になってきますので、続けていきたいと思います」と眼光鋭かった。

 ▼山口 試合の後半に失点をしてしまい投げ切れていないことが2回目ですので、そういったところを含めてしっかりと調整していきたい。

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2021年8月13日のニュース