巨人・岡本和 勝負強さ見せつける8回勝ち越し打「若さんの本塁打の余韻が残っている間にしれっと」

[ 2021年8月13日 21:37 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2021年8月13日    東京D )

<巨・中(15)>8回1死一、二塁、岡本和は勝ち越しタイムリーを放ち、ベンチに向かってガッツポーズ (撮影・森沢裕)
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 東京五輪開催による1カ月間の中断期間を終え、プロ野球のリーグ戦が再開。首位・阪神を2ゲーム差で追いかける2位・巨人は4位・中日相手に一度は逆転を許したものの4―2で競り勝ち、連敗を2で止めた。その後、阪神が敗れたため、ゲーム差は1に縮まっている。

 1―2で迎えた8回、先頭で代打に出た若林が中日3番手右腕・又吉の代わりバナとなった初球、真ん中直球を右翼スタンド上段に叩き込む起死回生の同点4号ソロ。さらに1死後、坂本、丸の連続四球で得点機を築くと、リーグトップの岡本和に今季81打点目となる左前適時打が出て勝ち越した。2死後には大城も右翼線へ適時二塁打を放って4点目。山口、大江、高梨、桜井とつないだ投手リレーを最後はビエイラが締めくくって勝ち切った。

 試合後、同点弾の若林に続いてお立ち台に上がった岡本和は「若さんがいいホームラン打ってくれましたし、何とかチャンスで回ってきたんで何とかランナーをかえそうと思って打席に入りました」とし「若さんのホームランの余韻が残ってる間に…あの…しれっと打てたんで良かったと思います」とかすかにニヤリと笑い、スタンドの拍手を誘った。

 「きょう後半戦一発目の試合だったんで、何とか勝てて良かったなぁ~と思います」と岡本和。チームを代表して一言、とインタビュアーに振られると「しっかり頑張りますんで応援よろしくお願いします」と最後まで岡本和らしさ全開だった。

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2021年8月13日のニュース