中日・ビシエドが逆転2ラン　6回まで1安打と苦戦していた山口俊から痛快な一発

セ・リーグ   巨人ー中日 （ 2021年8月13日    東京D ）

＜巨・中（15）＞7回無死一塁、中日・ビシエドは逆転2ランを放ち、ナインの出迎えを受ける。右端には3日に亡くなった木下雄介さんのユニホームが掲げられている　（撮影・森沢裕）
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　中日・ビシエドが逆転2ランを放った。

　0―1の7回無死一塁から山口俊の低めスライダーを拾い上げると、打球は左翼席へ。試合をひっくり返す15号アーチに「低い球だったけれど、体がなんとか残って、芯で捉えることができた。感触も良かったから、打った瞬間ホームランになると思ったよ」と胸を張った。

　打線は相手右腕に6回までわずか1安打、無得点と完璧に抑えこまれていた一方で、先発・柳が6回まで1失点と力投。それだけに「ずっと柳が頑張ってくれているから、逆転できてとても嬉しいよ」と右腕を助ける一発を喜んだ。