渋面で幕を開けた後半戦 阪神・矢野監督「流れ的に、こっちに来ることがなかった」

[ 2021年8月13日 21:53 ]

セ・リーグ   阪神3ー9広島 ( 2021年8月13日    京セラD )

<神・広(11)>試合に敗れ、スタンドへ挨拶する阪神・矢野監督(左) (撮影・後藤 大輝)
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 後半戦初戦で広島に完敗した阪神・矢野監督は、投打がかみ合わなかった内容に渋い表情を浮かべた。

 「投げる方も打つ方も、どっちも絡まなかったので。流れ的に、こっちに来るところがなかったかなと思います」

 初回にエースの西勇がまさかの4失点。「2点ぐらいなら、流れとしてはまだ…。4点はちょっと重たかったかなと」。打線も4回までは走者も出せず、試合の主導権を完全に握られてしまった。

 「(打線は)エキシビションから良いという感じではなかったんで。常に絶好調ということはないんでね。一人、一人が状態を上げていく。ウチは誰か(一人)が打って勝てるチームじゃないんで。何とか全員が1個でもファウル打つとか、四球を選ぶとか、そういうことが必要かなと思っています」

 中日に競り勝った2位・巨人とは、4月28日以来の1ゲーム差に肉薄。いきなり踏ん張りどころを迎えた。

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2021年8月13日のニュース