神戸国際大付・楠本 背番号「1」の責任胸に再び北海戦へ「人一倍、しっかりとしないと」

[ 2021年8月13日 13:25 ]

神戸国際大付・楠本
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 順延続きでも動じない。今大会からエースナンバーを背負う神戸国際大付・楠本晴紀投手(2年)は「試合があることは絶対。相手打者のことを考えたり、イメージトレーニングを自分の中ではしっかりやっています」と力強く話した。

 北海とは今春選抜大会でも初戦で対戦。楠本は2回途中から先発・阪上翔也(3年)をリリーフし、7回6安打1失点の好投でチームの勝利に貢献した。最速144キロ左腕は「やはりスキのない打線」と警戒しながらも「要所、要所をしっかり抑えたら勝てる。しっかり頑張ります」と意気込む。

 室内練習場ではランメニューを多めに取り入れて調整。青木尚龍監督(56)は「体を楽にすることなく、締めるところは締めなければいけない。キレだけはなくさないように」と説明した。楠本は選抜大会で「11」、兵庫大会では「10」と背番号を変え、今大会から「1」となった。「その背番号をもらった以上は人一倍、しっかりとしないといけない」と自覚と責任感を胸に、聖地のマウンドに立つ。

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2021年8月13日のニュース