清原和博氏 侍4番の広島・誠也にエール「短期決戦で集中力発揮するタイプ」

[ 2021年7月10日 23:25 ]

セ・リーグ   巨人8―1阪神 ( 2021年7月10日    甲子園 )

<神・巨(14)>解説を終えて片岡篤史氏(右)と談笑する清原和博氏(撮影・北條 貴史)
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 元プロ野球選手の清原和博氏(53)が10日、甲子園球場で行われた阪神―巨人14回戦のカンテレ「プロ野球中継」で、PL学園の後輩でもある片岡篤史氏(スポーツニッポン評論家)とともに解説を務めた。番組の中では、7月に開幕する東京五輪の侍ジャパンに向けて、エールを送る一幕もあった。

 清原氏は日本代表について「日の丸の重みを感じてプレーするのは考えただけでも恐ろしい。プレッシャーがある。その中で日本での開催で金メダルを獲ってほしい。日本の野球がすごいと証明してほしい」とエール。中でも期待する選手としては「日本の4番は鈴木誠也選手だと思う。前回の大会でもMVPを獲って、短期決戦においての集中力はすごい発揮するタイプだと思う」と、2019年のプレミア12でMVPを獲得した広島・鈴木誠を挙げた。

 鈴木誠は9日のヤクルト戦で今季2度目の1試合2発を放つなど、夏場に入り状態も上向き。清原氏は「ここ最近は、調子も上がってきている。オリンピックにピークが来る状態だと思う」と予想し、打撃についても「年々、バージョンアップしている感じがする。肝が据わっている」と評価した。

 さらに同氏は「前回、ケガで出られなかった柳田選手も期待したい」と話し、「日本のパワーヒッターが、世界のパワーピッチャーに対して、どれだけ通用するか楽しみの一つでもあります」と、日本球界の後輩たちの活躍を願っていた。

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