ダルビッシュ　球宴での登板回避へ　腰、股関節に張り　ティングラー監督「投げる可能性低い」

パドレスのダルビッシュ（AP）
Photo By ＡＰ

　パドレスのジェイス・ティングラー監督は9日（日本時間10日）、ロッキーズ戦の前にオンライン会見で「ダルビッシュはオールスターゲームでは投げる可能性は低いと思う」と説明した。

　ダルビッシュは先月から腰に軽い張りがあったが、8日（日本時間9日）のナショナルズ戦で左股関節周辺に張りが出たために今季最短の3回で降板した。ダルビッシュはチームメイトとともにデンバーには行くが、実戦でのプレーは避ける見込み。「数日間でよくなるかもしれないが、現時点での腰や、股関節の様子を聞くと難しい。もちろん急に状況が変わることはあるが、現時点ではオールスターゲームでは投げる可能性は低いと思う」と言う。

　一方で後半戦については「トレーニングルームで張りを取り、緊張を解きほぐし、少し休めば、通常容態は改善されていく。私はオールスター明けの試合では、投げられるようになっていると考えている」と期待を込めた。