楽天・涌井 今季ワーストタイ3回6失点KO 古巣西武相手に炭谷と8年ぶりバッテリーも…

[ 2021年7月10日 17:12 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2021年7月10日    楽天生命パーク )

<楽・西>2回2死満塁、源田に適時打を許した炭谷(左)、涌井の楽天バッテリー(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 楽天先発・涌井が3回7安打6失点でKOされた。3回は5月14日のオリックス戦に並んで今季最短タイ、6失点は同7日の日本ハム戦に並ぶ最多タイで、いずれも今季ワーストとなった。

 初回は3者凡退も、2回に栗山からの3連打で先制点を献上。さらに2死満塁から源田、森に連続適時打を許して4点を失った。

 この日は巨人からトレード移籍した炭谷とバッテリー。2人がバッテリーを組むのは共に西武時代の13年8月13日のソフトバンク戦以来となった。

 しかし涌井は立ち直れない。3回には1死満塁から山川に押し出し四球。さらに暴投で失点し、この回限りで降板した。

 涌井は今季限りでの現役引退を発表した西武・松坂の横浜高の後輩。尊敬する先輩であり、引退発表の際には「松坂さんから託された(200勝という)名球会へのチャレンジを果たすことが恩返しになると思う」と話していたが、よもやのKOとなった。

続きを表示

2021年7月10日のニュース