姫路の最速149キロ右腕・前田 8回1失点で散る「相手が一枚上手」 視察した巨人・岸スカウトは評価

[ 2021年7月10日 05:30 ]

兵庫大会 1回戦   姫路0-1小野 ( 2021年7月9日    明石トーカロ )

<小野・姫路>激しい雨の中、力投及ばず1失点完投で敗れた姫路・前田大輝
Photo By スポニチ

 兵庫・姫路の最速149キロを誇るエース右腕・前田大輝が初戦で散った。

 4回2死まで完全投球するなど8回1失点完投。6回1死一、三塁からスクイズ(記録は投前安打)で奪われた唯一の失点が決勝点となった。完封した相手エースの船瀬幸飛に許した中前打を悔やみ「(回の)最初の打者さえなければ。相手が一枚上手だった」と声を震わせた。

 この日の最速は142キロ止まりだったが5安打は全て単打で5三振を奪った。視察した巨人の岸敬祐スカウトは「真っすぐに力があり、スライダーも切れていた。のびしろがある」と評価した。

続きを表示

2021年7月10日のニュース