阪神・マルテ、頼れる4番やで! トドメの2試合連続16号アーチにも涼しい顔「全力プレーあるのみ」

[ 2021年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-1巨人 ( 2021年7月9日    甲子園 )

<神・巨(13)>6回無死、マルテは左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 トドメともいえる一発だった。2点リードの6回。戸郷が投じた内角への149キロ速球を阪神・マルテが完璧に捉えた。左翼手の松原があっさりと諦める完璧な一撃は左翼席へ2試合連続となる140メートルの特大弾となった。

 「巨人が相手とかではなく、自分自身は全力でプレーすることしか考えていないよ。3番でも4番でも自分のやるべきことをやるだけだ。明日からも自分の仕事に集中したい」

 2日広島戦から4番に座り7試合で3本塁打。早くも16号を数え、昨年までの来日2年間の総本塁打数(12、4本)に並んだ。「勝負強さもあるし、ホームランも打てるバッター。本当にチャンスに強い、チームに欠かせない存在」と矢野監督も大絶賛する。

 「ウル虎イエローユニホーム」を着用した前回4月18日のヤクルト戦でも本塁打を放っており、いずれも勝利へ導いている。4番で本塁打を打った試合も3戦3勝。新たな「不敗神話」が生まれる予感がする。(山本 浩之)

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