巨人が再び阪神と2・5差に 初回4点先取の後はウィーラー、坂本、岡本和の一発攻勢

[ 2021年7月10日 20:53 ]

セ・リーグ   巨人8―1阪神 ( 2021年7月10日    甲子園 )

<神・巨>3回無死、ウィーラーは左越え本塁打を放つ (撮影・平嶋 理子)
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 逆転でのリーグ3連覇を狙う2位・巨人が8―1で首位・阪神に大勝して連敗を2でストップ。貯金12とし、阪神とのゲーム差を再び2・5に詰めた。

 巨人は初回、松原の四球、坂本の左翼線二塁打、丸の四球で無死満塁といきなりビッグチャンス。1死後、ウィーラーがチームにとって55イニングぶり適時打となる右前打を放って先制に成功した。続く梶谷は右手甲に死球を受け、押し出しで2点目が入ったものの苦悶の表情を浮かべて代走・亀井と交代。さらに北村の二ゴロで3点目が入ると、北村の二盗が相手遊撃手・中野の捕球ミスを誘ってもう1点加え、初回に4点を先取した。

 すると、ここからは一発攻勢。3回にウィーラーが2戦連発&来日7年連続2桁本塁打となる左越え10号ソロを放つと、4回には坂本が左中間スタンドへ7試合ぶりの11号ソロを叩き込んだ。5回には岡本和が3試合ぶりとなるリーグ単独トップの26号ソロ。7回にも岡本和の中犠飛で8―1と大量リードを奪った。

 2安打2打点のウィーラーは5回でお役御免。坂本は右手親指骨折から復帰後、初猛打賞となる3安打1打点、岡本和は1安打2打点で7回の守備からベンチに退いた。試合中に梶谷の骨折判明という悪いニュースも届く中、先発左腕・メルセデスは8回途中7安打1失点力投で3連勝を飾り、今季6度目の登板で早くも5勝目(1敗)をマークしている。なお、岡本和は26本塁打、76打点でリーグ2冠をキープしている。

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