栗林休養、代役フランスアが9回大誤算 広島、サヨナラ負けでヤクルトに28年ぶり8連敗

[ 2021年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-4ヤクルト ( 2021年7月9日    神宮 )

<ヤ・広11>9回1死満塁 内川にサヨナラ安打を打たれベンチに引き揚げるフランスア(撮影・久冨木 修)
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 広島は今季2度目のサヨナラ負けで、ヤクルトには球団ワーストとして残る93年8月~10月の9連敗以来、28年ぶりの8連敗(2分けを含む)に沈んだ。25歳の誕生日だった栗林は未経験の3連投を回避。1点優勢の9回を任せた代役のフランスアが大誤算だった。

 右膝手術から復帰して6戦目。昨季まで通算32セーブの経験値にかけた期待はもろく崩れた。先頭の中村に四球。代走・渡辺には無警戒で二盗を許した。サンタナと代打・川端の連打で同点に追いつかれ、申告敬遠で塁を埋めた1死満塁から内川に痛打された。

 犠打による1死しか取れない惨状。佐々岡監督は「今日は(栗林とコルニエルを)使えない。何とか8回まではいったのでね…。先頭(打者へ)の四球」と悔しそうに振り返った。

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2021年7月10日のニュース