鎌倉学園が快勝発進 創立100周年の節目に悲願の甲子園へ

[ 2021年7月10日 12:17 ]

全国高校野球選手権神奈川大会1回戦   鎌倉学園14―0大和 ( 2021年7月10日    大和 )

<大和・鎌倉学園>初回1死一、二塁から先制の右前適時打を放つ小山(撮影・川島 毅洋)
Photo By スポニチ

 昨秋の神奈川県大会で準優勝した鎌倉学園が、毎回得点となる14点を奪って快勝した。

 先発した背番号11の右腕・松本直(2年)は4回まで無安打無失点。エース・平本龍太郎(3年)とノーヒットノーラン継投を成し遂げ「素直にうれしい。先発は昨日の練習中に言われました。やってやるという気持ちだった」と喜んだ。

 今年は学校創立100周年の節目の年。宮尾一冴主将(3年)は「伝統ある学校だが、100年で夏の甲子園に行っていないので、今年は甲子園に行って優勝することを目標にしている」と話した。1年夏から4番に座る小山春(3年)は初回に先制の右前タイムリーを放つなど2安打をマークし「いいところで回って来ることを想定して、これ以上できないと思うくらい振ってきた」と納得の表情を浮かべた。

 竹内智一監督は「もっとこうすれば良かったとか、反省はある。ただ、今日は気持ちも体も開幕ができた。夏をスタートできたことに価値がある」と振り返った。(川島 毅洋)

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月10日のニュース