巨人 初回に一挙4点先取 55イニングぶり適時打となるウィーラー先制打から一気!

[ 2021年7月10日 18:45 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年7月10日    甲子園 )

<神・巨>初回1死満塁、先制適時打を放ち、ガッツポーズのウィーラー(撮影・北條 貴史)
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 巨人が3・5ゲーム差とされた首位・阪神戦(甲子園)で初回に大量4点を先取した。

 相手先発のドラフト2位左腕・伊藤将から1番の松原が四球で歩くと、2番・坂本が初球を左翼線二塁打、3番・丸はストレートの四球で無死満塁といきなりビッグチャンス。試合前までの今季甲子園成績が22打数2安打(打率・091)の主砲・岡本和は空振り三振に倒れて1死となったが、続く5番・ウィーラーが真ん中高め直球を右前適時打としてまずは1点先制した。

 すると、6番・梶谷は右手甲に死球。押し出しで2点目が入ったものの、梶谷は苦悶の表情を浮かべて代走・亀井との交代を余儀なくされた。だが、7番・北村の二ゴロの間に3点目が入ると、北村の二盗が相手遊撃手・中野の捕球ミスを誘ってもう1点。前夜は3点を追う7回に無死二、三塁と反撃の糸口をつかんだところで降雨のため試合が中断し、27分間の中断後に結局コールド負けを喫した巨人だったが、この日はチームにとって55イニングぶり適時打となるウィーラーの先制打から一挙4点をもぎ取った。なお、試合前まで6試合連続3点以下だったが、それもストップしている。

 ▼巨人・ウィーラー コンパクトに打ち返すことができた。先制できたし、いい形で次につなげられて良かったよ。

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2021年7月10日のニュース