ソフトバンク・千賀、復帰戦は3回持たず自己ワースト10失点KO 五輪へ向けて不安残す

[ 2021年7月6日 19:02 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーロッテ ( 2021年7月6日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ12>3回、ロッテ打線につかまり不安げな表情の千賀(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が、6日のロッテ戦で復帰先発。左足首のじん帯を痛めた4月6日の日本ハム戦以来、3カ月ぶりの登板だったが、2回2/3で9安打を浴び、自己ワーストとなる10失点で降板した。三振は0だった。

 初球からこの試合最速の158キロを記録した千賀。しかし、初回1死から藤原に左中間へ三塁打され、続く中村の左越え二塁打で先制を許す。そして3回には藤原の左翼への適時二塁打、マーティンの右犠飛、レアードの右前打で失点。さらに2死満塁とピンチを広げると、藤岡、田村に連続で押し出し四球を与えた。ここで止まらない。荻野、藤原に連続適時二塁打を浴びて、この回だけで9点を失った。

 東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンの追加招集メンバー入りも正式決定した千賀。「(侍の)稲葉監督からはケガの(状態を心配する)電話が届いたり、リハビリ組なのに声かけをしてもらって、ありがたかった。僕ができる限りのことをしたいと思う」と話していたが、長い回を投げるスタミナや制球面の修正を含め。残り3週間に迫る五輪本番までに立て直せるか。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月6日のニュース