ソフトバンクの中谷が入団会見 “鷹のマーと呼んで” 楽天・田中将との「将大対決」を謙虚に待つ

[ 2021年7月6日 05:30 ]

ソフトバンク入団会見で三笠GM(左)から帽子を被せてもらう中谷(球団提供)
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 新愛称は“鷹のマー”に決まりそうだ。二保との交換トレードで阪神からソフトバンクに加入した中谷将大外野手(28)が5日、ペイペイドームでオンライン入団会見を行い、楽天・田中将との“将大対決”実現に意欲を見せた。

 「仲のいい人には“マー”と言われる。マー君よりは」。楽天の田中は年上なだけに「おこがましいので言えないが、対戦できる機会があれば打ちたいなと思う」と謙虚に時を待つ。対決には1軍昇格は必須。「レギュラーを獲れるように。しっかり名前と顔が一致してもらえるようにバットで、どんどんアピールしまくって」と意気込んだ。

 プロ11年目。2017年に133試合に出場し20本塁打を放った福岡工大城東出身の和製大砲も、今季は1軍出場なし。しかし、復活要素は十分ある。地元の福岡県で、幼少時から憧れた小久保ヘッドコーチから打撃理論を吸収できる。「福岡ドーム(現ペイペイドーム)で見て好きだった。いろいろと打撃内容などを聞いてみたい。引き出しが絶対増えると思うので」。チームは5月下旬から貧打に苦しんだ。7月に入り上向いてきたが不安は残るだけに、カンフル剤としても期待される。

 6日の甲子園でのウエスタン・リーグ阪神戦が、鷹の一員として初実戦になる予定。「みんなと感動のお別れをしたのに。あおられると思うが頑張りたい」。古巣対決からレギュラー奪取への勝負が始まる。

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2021年7月6日のニュース