パドレス・ダル4年ぶり5度目の球宴 日本ハム後輩・打者大谷との初対決「楽しみ」

[ 2021年7月6日 02:30 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュは選手間投票の先発投手部門でレンジャーズ時代の17年以来、4年ぶり5度目の選出。昨季は8勝で日本投手初の最多勝に輝くも、それまで故障に悩まされるなど心身の不調も経験しただけに「地獄のような時期を過ごしていたので、またこうやって、しかも35歳になる年で選んでもらえて凄くうれしいです」と言葉に感慨を込めた。

 ナ・リーグで唯一の日本選手。対戦するア・リーグには古巣・日本ハムの後輩で、同じ背番号11をつけていたエンゼルス・大谷がいる。メジャー移籍後も合同自主トレを行うなど親交があり「(在籍のタイミングは)入れ替わりですけど(日本ハム)ファイターズで一緒の11番を背負ってやった投手なので、僕は楽しみ」とグラウンドで再会することを心待ちにしていた。

 これまでの4度の球宴で、登板はレ軍時代の14年に1回完全投球を披露した1度だけ。残りの3度はチームの先発ローテーションの巡り合わせなどで登板機会がなかった。大谷とはこれまでに対戦がない。「自分たちだけのためにやっているオールスターではない」と気配りを示した上で「もし、投げられたら凄くうれしい。そうなることを願っている」と夢の祭典での初対戦に思いをはせた。

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2021年7月6日のニュース