逆転でつかんだ記念星 中日・与田監督はカード2000試合の重みに感慨「長い歴史の中で勝てて良かった」

[ 2021年7月6日 22:57 ]

セ・リーグ   中日3ー2巨人 ( 2021年7月6日    上毛敷島 )

<巨・中(12)>勝利監督インタビューに答える中日・与田監督(撮影・島崎忠彦)
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 中日は逆転勝ちで連敗を5でストップ。巨人との通算2000試合という節目の試合を白星で飾り、与田監督は「長い歴史がたくさんあり、その中で勝てて良かった」と宿敵からの1勝に目尻を下げた。

 1―2の8回無死一、三塁から大島が右前に同点打を放つと、続くビシエドが中前に決勝打。新3番・大島と不動の4番・ビシエドによる計3打点に指揮官は「選手たちの頑張り。打順は良い方向に向けば、それでよし」と、うなずいた。

 先発・大野雄も4勝目こそ逃すも、6回2失点と力投。5回に守備の乱れで2点を失ったものの6回無死満塁のピンチは無失点で切り抜け「エラーの後、何とかしのいでくれた。ミスがあった中、粘り強さが出てエースらしかった」と称えた。

 チームは連敗を5で止めたものの借金はまだ9残り、3位・ヤクルトとも8・5ゲーム差。「とにかく一戦一戦。勝ちを1つでも増やしたい」と与田監督。後半戦の反攻に出るため、前半戦残り8試合を必死に戦い抜く。

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2021年7月6日のニュース