大谷 27歳誕生日は5の1 内角攻めも意地の“単打” 9回サヨナラ機では“シフト”に阻まれ二ゴロ

[ 2021年7月6日 14:26 ]

ア・リーグ   エンゼルス4-5レッドソックス ( 2021年7月5日    アナハイム )

3回、バットを折る大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。5打数1安打だった。チームは4-5で敗れ、連勝は4で止まった。

 
 5日が27歳の誕生日の大谷は直近7安打が全て本塁打と量産しており、アーチの期待がかかった。第1打席は空振り三振、第2打席は遊ゴロ。執拗に内角を攻められ、3回にはバットが折れた。

 それでも第3打席では左前打をマーク。大谷が単打を放つのは、6月25日(同26日)のレイズ戦でセーフティバントを決めて以来。外野への単打は6月14日(同15日)のアスレチックス戦以来、18試合ぶりだった。

 7回の第4打席は左飛。前打者のフレッチャーまで沢村がマウンドに上がっていたが、大谷を迎えたところで交代。対戦は持ち越しとなった。

 9回には打線が1点差まで追い上げ、なおも2死一、二塁とサヨナラの好機で二ゴロに倒れた。

 大谷は4日(日本時間5日)のオリオールズ戦で31号を放ち、ヤンキース・松井秀喜が04年に記録した日本選手最多本塁打に並んでいた。本塁打王争いでは2位のゲレロ(ブルージェイズ)に4本差をつけている。

 試合前にはエンゼルスのマドン監督が、オールスター戦で大谷が投打の「二刀流」でプレーすると明言。「投げることについては結論が出ている」と語った。ア・リーグを率いるレイズのキャッシュ監督と既に話し合い、1イニングの登板を見込んでいるという。

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