楽天・マー君 8年ぶり球宴!仙台では3度目「ワクワクするパフォーマンスを」

[ 2021年7月6日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021 監督推薦選手発表

オールスター出場が決まった楽天・田中将(撮影・長久保 豊)
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 「マイナビオールスターゲーム2021」(16日・メットライフドーム、17日・楽天生命パーク)の監督推薦選手が5日に発表され、8年ぶり7度目の出場となる楽天・田中将大投手(32)ら33選手が選ばれた。既にファン投票と選手間投票で出場が決まっていた31選手に加え、全64選手が出そろった。全セは巨人の原辰徳監督(62)、全パはソフトバンクの工藤公康監督(58)が指揮を執る。 

 年に一度の祭典に、マー君が帰ってくる。監督推薦で8年ぶり7度目の球宴出場を決めた田中将は、第2戦の舞台が本拠地・楽天生命パークとあり「チャンスがあれば出たいと思っていた。そのタイミングで監督推薦で選んでいただけて、とてもうれしい」と喜びを口にした。

 過去6度の出場のうち、07年と11年が本拠地での開催だった。ルーキーイヤーだった07年はファン投票で選出され、第2戦に先発。2回を投げ7安打6失点で、プロの超一流選手たちから洗礼を浴びた。東日本大震災が発生した11年は、第3戦に先発。1回を無失点に抑え、震災から立ち上がろうとする被災地に勇気を届けた。

 震災発生から10年の節目の年に日本球界へと戻ってきた。07年に18歳で初めて夢舞台に立ってから14年。8年ぶりの球宴に「ちょっと時の流れを感じると思う」と苦笑いしつつ「ファンの方々がワクワクするような、見入ってくれるようなパフォーマンスを出すことができれば」と意気込んだ。

 楽天からは浅村、松井、則本昂ら計7人が選出された。「話したことのない選手がたくさんいる。コミュニケーションを取りながら、自分自身アンテナを張り巡らせたい」。球宴後はすぐ、東京五輪の戦いが始まる。その前に「犬鷲軍団」の仲間たちと杜の都を熱く盛り上げる。(重光 晋太郎)

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2021年7月6日のニュース