大島康徳さん 優しい表情で…夫人がブログに遺影を掲載 法名に“照”の文字「皆様を照らす光になりたい」

[ 2021年7月6日 16:05 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 6月30日に70歳で亡くなった大島康徳さんの公式ブログが6日に更新され、妻が「照らす」のタイトルで代筆し、大島さんの遺影を掲載したほか、法名を決定するに至るまでの経緯を伝えた。

 「主人の遺影です」と、満面の笑みを浮かべる優しい表情の大島さんの遺影を投稿。「遺影をご紹介するのはどうなのか、と悩みましたが…私たち家族は、今この楽しそうな笑い声が聞こえてくるかのような、この主人の笑顔に救われています。つられて笑っています。ですので、読者の皆様にもこの笑顔をお届けしたくて、掲載させて頂きました」とつづった。

 さらに「法名の一文字には照らすという字『照』を入れて頂きました」と報告した。「葬儀の前にお坊様と人柄等のお話をし、漢字一文字を何にしようかと悩んでいた時、私の目にぱっと飛び込んできたのが写真にある、硝子でできた青いペン立てでした。(宇宙をイメージしたものです)日本ハムファイターズの監督に就任した時の記念品として作ったもので、『監督は目立たなくていい。俺は、選手一人一人を輝かせてあげられるそういう監督でありたい』という、主人の思いを表現したものです」と説明。「そのことをお坊様にお伝えすると『人を照らす光、それを与えられる人でありたい、ということですね』というありがたいお言葉をいただきまして、この『照』という文字を入れて頂くことに決まりました」と記した。

 「後になって気付きましたが、主人は照れ屋でもありましたので、そういう意味でもぴったりです。皆様を照らす光になりたい、その思いは今も同じだと思います」とし、「ですので読者の皆様には、この主人の笑顔をそういう思いと共に受け止めていただきたく、掲載させて頂きました。皆様、たくさんの主人へのメッセージ本当に本当にありがとうございます」と締めくくった。

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2021年7月6日のニュース