ロッテ3年目の藤原、昨季投手3冠の千賀を粉砕  プロ初の三塁打&二塁打2本、計3打点

[ 2021年7月6日 19:54 ]

パ・リーグ   ロッテ―ソフトバンク ( 2021年7月6日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ12>初回1死から左中間三塁打を放つ藤原(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの藤原恭大外野手(21)が約3カ月ぶりに戦線復帰した千賀攻略の突破口となった。

 初回1死から154キロ真ん中低め直球を左中間へ運ぶと。俊足を飛ばし一気に三塁へ。プロ初の三塁打を放った。3番・中村奨吾外野手(29)の左二塁打で先制のホームを踏んだ。

 3回にも快足を魅せた。先頭・田村龍弘捕手(27)が右翼線三塁打を放つと、1死から155キロ直球を再び左中間へ。浅い当たりながら積極的に二塁を陥れた。「追加点が取りたかったし、後ろに良い形でつなげたらと思っていたので打てて良かった。とにかく追加点が取れて良かった」。猛攻は終わらない。レアード、田村が長打でつなぐと、この回2巡目の打席では右中間を真っ二つに割る2点二塁打。「まだまだ気を抜かず、もっと打って勝利に貢献できるように頑張ります」。コメントは相変わらず控えめながら、藤原の長打ラッシュが昨季投手三冠王右腕をKOに追い込んだ。

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2021年7月6日のニュース