大谷翔平 今季3度目のリアル二刀流 アストロズ戦は「2番・投手」

[ 2021年5月12日 07:21 ]

エンゼルス・大谷
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エンゼルスの大谷翔平選手(26)は11日(日本時間12日)、テキサス州ヒューストンでのアストロズ戦に「2番・投手」で先発出場する。大谷の投打同時出場は今季3度目。5回4失点(自責点4)で初勝利を挙げた4月26日(同27日)のレンジャーズ戦以来となる。

 5日(同6日)のレイズ戦ではチームに野手の故障者が多く、降板後の選手起用の難しさから「リアル二刀流」は見送られた。この日も故障中のイグレシアス遊撃手がプレーできないとすれば、控え野手はジェイ外野手、ラガレス外野手、ブテラ捕手の3人だけ。それでもDHを使わず、大谷が打者としても出場することに関し、マドン監督は「1日に必要な代打はだいたい3人以下だ。前回(26日のレンジャーズ戦)は1人しか使わなかった。私たちは大丈夫なはずだ」と説明した。「延長戦になれば難しくなるし、イグレシアスがプレーできなくかったとしたら、内野手が足りなくなるからダブルスイッチできない。だから考えどころではあるが、でも大谷が完投するかもしれないじゃないか」とマドン監督は大谷が長いイニングを投げることに期待を寄せている。

 起用法の不安を吹き飛ばし、大谷が投手としての今季2勝目を挙げ、打者としてはメジャー単独1位の11号本塁打が飛び出すかが注目される。

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2021年5月12日のニュース