沖縄電力 初Vあと一歩 全国レベルの相手に大健闘

[ 2021年5月12日 10:40 ]

第73回全国社会人野球JABA九州大会最終日 ( 2021年5月12日    北九州市民球場 )

<JABA九州大会>準優勝のトロフィーや盾を手にする沖縄電力の(前列左から)小浜、知念大(後列左から)当山、山城、田場
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 沖縄電力が準決勝で西部ガスを破り、8年ぶりの決勝に進んだがパナソニックに5―2で敗戦し、大会初優勝はならなかった。沖縄電力は序盤の失点が響き、3回に主将の平良大悟(28)がソロ本塁打を放つなど反撃したが及ばなかった。パナソニックは8大会ぶり3回目の優勝で、日本選手権(6~7月、京セラドームほか)の出場権を得た。

 念願の初優勝に届かなかった。「準決勝でのパナソニックのコールド勝ち(8―1)に気圧されたのかもしれない」と沖縄電力の古謝景義監督は受け身になった展開を悔やんだ。知らず知らずの重圧からか。1、2回での3失点が重かった。

 予選のNTT西日本戦で3安打した3番・小浜は中前打のあと3連続三振。「最初の2つはチェンジアップ、最後はまっすぐでやられた」。中部商から入社2年目の19歳は徹底したマークと全国レベルの鋭い変化球攻めに苦しんだ。同じ試合で好投した2年目右腕、山城も2回と持たず降板。「課題が残った。もっと厳しい制球力を身につけないと勝てる投手になれない」と反省した。

 だが昨年の都市対抗九州予選で1勝もできず敗退したチームにとって準優勝は限りない前進だ。スポニチ、四国両大会では東芝、日本新薬、日本生命、日本通運と善戦し、今大会はHonda、王子と都市対抗優勝経験のある強豪を撃破。3回に追撃ソロ弾を決めた主将・平良大は「王子戦(9回裏逆転サヨナラ勝ち)をもう一度とみんなが最後まで粘れた」と自信を深めた。優勝は逃したが26日に開幕する日本選手権九州予選で4年ぶりの全国舞台キップを取りにいく。

 <西部ガス>散発4安打に抑えられて準決勝敗退。2大会連続の優勝を逃した。「采配や選択も含めて反省が残った」と香田誉士史監督。6番・DHの新人・野中が7回無死二塁、9回2死二塁の同点機にそのまま打席に立ち中飛と三振。ベンチの期待にこたえられず「せっかく打たせてもらったのに」と唇をかんだ。とはいえセガサミーなどに予選3連勝し「新人5人が経験も積めたし、大きな収獲」と井手主将。26日からの日本選手権九州予選に目を向けた。

 【表彰選手】
 ▽最高殊勲選手賞 与座健人投手(パナソニック)
 ▽敢闘選手賞 当山昇平投手(沖縄電力)
 ▽首位打者賞 田場亮平内野手(沖縄電力)5試合22打席18打数10安打、打率・556
 【最終日成績】
 ▽準決勝
パナソニック8―1SUBARU
沖縄電力1―0西部ガス
 ▽決勝
パナソニック5―2沖縄電力

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