今秋ドラフト上位候補の関西国際大・翁田大勢が今季初登板 3四球で1死も取れず降板

[ 2021年5月12日 13:49 ]

阪神大学野球春季リーグ 第5節2回戦   関西国際大―大体大 ( 2021年5月12日    大阪シティ信金スタジアム )

関国大・翁田(撮影・平嶋 理子)                                           
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 今秋ドラフト上位候補で最速152キロを誇る関西国際大・翁田(おうた)大勢投手(4年=西脇工)が2―1と1点リードの8回から救援。今春リーグ戦初登板を果たした。

 初球から8球連続でボール。無死一、三塁のピンチを招き、三塁手の適時失策で同点とされた。なおも無死一、三塁からストレートの四球を与え、無死満塁として1死も取れずに降板。代わった二村勘太投手(4年=関西)も打ち込まれ、この回一挙7点を取られる足がかりをつくってしまった。8回表に打線が奮起し逆転に成功した直後だっただけに、翁田は「野手が必死に点をもぎ取ってくれた後にああいうピッチングをして、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と肩を落とした。

 関西国際大は残り4試合で暫定首位の大体大と13ポイント差となり、昨年秋に続く連覇の可能性が消滅した。

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2021年5月12日のニュース