エンゼルス・大谷、3打席連続空振り三振含む5タコも…「隙あらば」の全力疾走見せた

[ 2021年5月12日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5ー4アストロズ ( 2021年5月10日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>初回、三振に倒れる大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷は10日(日本時間11日)のアストロズ戦で3打席連続空振り三振を含む5打数無安打だった。投手専念の5日を除き5試合ぶりの無安打&今季2度目の1試合3三振で、主砲トラウトと並ぶチームワーストの36三振となった。

 快音は響かなくても「隙あらば」の走塁は見せた。8回の一塁へのゴロで秒速30・3フィート(約9・24メートル)を計測。2日連続で「エリート(メジャートップ)レベル」の好タイムに大リーグ公式サイトのアンドルー・サイモン記者は「大谷が平凡なゴロで見せる一塁への全力疾走は最もエキサイティングな4秒間」と伝えた。

 投手では2勝目を目指し、11日(同12日午前9時10分開始)の同戦に先発。今季3度目の投打同時出場の可能性について、ジョー・マドン監督は「彼は(投打両方を)やりたがっている。適応することになる」と語った。(杉浦 大介通信員)

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2021年5月12日のニュース