胸を張れ、森下!広島の2年目右腕は7回無失点の力投も、打線の援護なく4勝目逃す

[ 2021年5月12日 20:05 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2021年5月12日    神宮 )

<ヤ・広(7)>力投する広島先発の森下(撮影・村上 大輔)
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 最後の最後で、広島・森下はギアをトップに入れた。7回1死から元山に四球を与え、続く代打・川端に三塁線を破られ、一、二塁のピンチを招いた。

 得点は0ー0。球数はすでに100球を超えている。間違いなく、勝負の分岐点だった。山崎は力のこもった148キロストレートで右飛。2死一、三塁と局面が変わり、続く中村も渾身の真っすぐで力のない二飛に仕留めた。スコアボードに並んだ7つのゼロ。1点も許さないまま、明大時代から慣れ親しんだ神宮のマウンドを降りた。

 今季初めてとなる中8日のマウンド。前回登板(3日、巨人戦)では、プロ2年目で初めて1試合3発を浴びた。

 「しっかり腕を振ってコントロールすること。全部の球種で腕を振らないといけない。緩まないように意識してやっていました」

 好投した時はいい感覚を維持し、そうでない時は課題を明確にし、次の登板に生かす。背番号18の意識は、もはやプロ2年目の域を超えていた。

 過去3試合2勝無敗の神宮で奪えなかった4勝目。いつか手にできる白星を信じ、森下は自分の投球を貫く。

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