広島・石原 「先発マスク」へ守備強化 倉コーチの高評価に決意新た「野球人生の中で一番の分岐点」

[ 2021年5月12日 05:30 ]

三塁でノックを受ける広島・石原(撮影・河合 洋介)
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 広島・石原が「積極起用プラン」に応える活躍を期した。高い守備力を買われて会沢の離脱後に先発機会を増やし、8日の中日戦では「抑え捕手」として8回途中から出場。マツダスタジアムでの全体練習に参加した倉バッテリーコーチから「安心して出せる。(抑え捕手は)今後もあり得るかもしれない」と言及されたように、今後は先発マスクに加えて守備固め要員としても準備を進める。

 高評価を受けた石原は「野球人生の中で一番の分岐点にいる」と決意を新たにした。4月29日の再昇格以降の出場6試合で捕逸、投手の暴投がともにゼロと鉄壁の守備力でアピールしてきただけに、「まずは守備。先発に長いイニングを投げてもらったり、最少失点に抑えられるようにしたい」と意気込んだ。

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2021年5月12日のニュース