中日 2年ぶり甲子園2発もメモリアルゲーム飾れずドロー 与田監督「一戦一戦大事にしていきたい」

[ 2021年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4ー4中日 ( 2021年5月11日    甲子園 )

<神・中>引き分けに終わり、ナインをねぎらう中日・与田監督(右から2人目)(撮影・坂田 高浩)
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 2年ぶりの2発も白星にはつながらなかった。中日は逃げ切りに失敗し、今季5度目の引き分け。4―3の7回に2番手・祖父江が2死一塁で降板すると、後を継いだ福が糸原に同点の右前適時打を許した。最大3点のリードを守れなかった与田監督は勝ちきれなかった試合内容に「そのとおりだね」と渋い顔をするしかなかった。

 打線は1点を先制された直後の2回に高橋周が今季初アーチとなる逆転2ラン。西勇のスライダーをバックスクリーンへ運び、37試合、149打席目で飛び出したキャリア最遅の一発に「甘く入ってきた球にしっかりスイングできた。前よりいい感覚はある」と手応えを口にした。

 4回には木下拓にも3号2ランが飛び出し、昨季1勝11敗と苦戦した甲子園で19年4月13日以来となる1試合2発。ただ、阪神戦通算2000試合のメモリアルゲームを勝利で飾れず、指揮官は「僕らにとって毎試合、大切な試合、歴史。一戦一戦大事にしていきたい」と2001試合目の白星を誓った。

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