DeNAまさか…三嶋が連夜の被弾でリリーフ失敗 9回2死から岡本和に同点2ラン浴び、しゃがみ込む

[ 2021年5月12日 21:03 ]

セ・リーグ   DeNA5―5巨人 ( 2021年5月12日    横浜 )

<D・巨8>9回2死一塁、岡本(右)に中越え2ランを浴びた三嶋(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAが今季巨人戦初勝利にあと1死まで迫りながら守護神・三嶋が2試合連続で痛恨のアーチを被弾し、巨人と5―5で引き分けた。

 DeNAは0―3で迎えた2回、宮崎がバックスクリーンへ3号2ランを放ち、1点差。その後、試合は膠(こう)着状態となったが、2―3のまま迎えた8回、2死一塁からソトが右中間スタンドへ起死回生の4号2ランを放って逆転すると、牧も2者連続となる8号ソロで続いて5―3と2点リードを奪った。

 だが、前夜に2―2で迎えた9回に若林、吉川に2者連続アーチを浴びて敗戦投手となった守護神・三嶋が9回に登板。2死を取った後で丸に右前打され、続く岡本和にバックスクリーン右へ同点アーチを被弾すると、その場にしゃがみこんだ。

 巨人は初回、相手先発左腕・浜口の立ち上がりをとらえて岡本和の中前適時打、若林の中犠飛、吉川の右前適時打で3点を先取。先発左腕・高橋が6回途中4安打2失点で両リーグトップとなる今季6勝目の権利を持って降板したが、野上好リリーフの後を受けて8回に登板した3番手・鍵谷がオースティンを四球で歩かせ、4番手・高梨がソトに逆転2ランを被弾、この回3人目となった5番手・井納も牧にソロ本塁打を浴びた。だが、敗戦まであと1死となった9回2死から主砲・岡本和が8号2ラン。土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 DeNAはこれで今季巨人戦成績が5敗3分け。開幕から8戦勝ちなしとなっている。

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