阪神・西勇 反撃呼んだ粘投 「最低限の仕事」7回4失点 2被弾悔やむも

[ 2021年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4ー4中日 ( 2021年5月11日    甲子園 )

<神・中>阪神先発の西勇(撮影・北條 貴史)
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 手痛い2発を浴びても、ぎりぎりのところで踏ん張った。阪神先発の西勇が7回6安打4失点。白星はならなかったが、味方の反撃を呼ぶ粘投を見せた。

 先制点をもらった直後の2回に、無死一塁から高橋周に中越えへ2ランを被弾した。4回には1死一塁から前回27日の対戦で決勝打を浴びた木下拓に左翼席へ2ランを運ばれた。だが中盤以降は走者を背負いながらも追加点は許さず。7回に西勇の代打・原口の安打から追いつき、甲子園では昨年9月4日の巨人戦から9試合負けなし(7連勝中)となった。

 「本塁打は悔やまれるが、要所を粘ることができたし、先発として最低限の仕事はできた」と西勇。矢野監督も「勝ち負けは打線との兼ね合いや、いろんなことがある。自分の投球をするということに集中してくれていると思う」と粘りを評価した。

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2021年5月12日のニュース