大谷翔平 2戦連続マルチ 右手1本で右翼フェンス直撃打 2打席連続適時二塁打

[ 2021年5月8日 12:50 ]

インターリーグ   エンゼルス―ドジャース ( 2021年5月8日    アナハイム )

2回に中飛を打つ大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は7日(日本時間8日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第4打席で2打席連続となる右越え適時二塁打を放った。2試合連続、今季10度目のマルチ安打となった。

 7-1と6点リードの6回、2死二塁からド軍の2番手右腕・ケリーが投じた外角低めに食らいついた。右手1本でとらえた打球は伸びて右翼フェンスを直撃。2打席連続の適時二塁打となった。

 初回の第1打席は空振り三振、2回の第2打席は中飛、第3打席は3点リードの5回1死一塁。先発左腕・ウリアスが投じた94マイル(約151キロ)の外角高め直球を左越えへ飛ばし、適時二塁打。5点目を追加した。打球速度は105マイル(約168キロ)だった。

 大谷は前日6日(日本時間7日)のレイズ戦でメジャートップに並ぶ10号2ランを放ち、出場28試合で10本塁打に到達した。日本人最速の10号は、19年に自身が記録した出場44試合でこれを更新した。到達日の日本人最速は04年松井秀喜(ヤンキース)の6月4日で、5月での10号到達は日本人初になった。

 前日までの通算打撃成績は28試合110打数30安打24打点、10本塁打、6盗塁で打率・273となっていた。

 投手としては試合前にキャッチボールなどで調整した。ジョー・マドン監督は大谷の次戦登板について「できる限り定期的に投げさせたい」と話し、11日(同12日)の敵地でのアストロズ戦になる予定とした。

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